2017年、新年、あけましておめでとうございます。
蕎麦屋の年一のイベント、大晦日の年越しそばを終え、毎年のコトですが、この仕事を終えたお正月の達成感と言ったらありません。
これも、日々、格別のご贔屓を頂きましたお客様からの、温かいお言葉に尽きます。
「ごちそうさま」「おいしかったよ」「ありがとう」
こうした普段の何気ないお言葉の中にありがたみを感じ、その言葉に恥じないものを作ってお出ししようと、スタッフ一同、気を引き締めております。
2016年は、普段の店舗での営業とは違う、代々木公園での蕎麦イベント「大江戸和宴2016」に参加したコトも大きかったです。
普段、ご来店して頂く近隣のお客様とはまた違う、イベントを楽しみに足を運んで頂ける、比較的若い年齢層の方々にも、大いにお蕎麦という文化を楽しんで頂きました。
そこから得るご意見もひじょうに勉強になり、今後の通常営業時にも、参考にして、更に目標を高めるコトが出来ました。
また、店内や出張での蕎麦打ち体験も、今後もっともっと広めて行きたいと思っています。
ご自身で打たれた蕎麦を、すぐに茹で、おいしいお酒や仲間と一緒につつく美味しさは、何物にも変えられないでしょう。
その愉しみを、もっと広く多くの方々にご経験して頂きたいと、スペース作りや機会を、今年はどんどん企画して行きたいと思っている所存です。
「あ」・・・安心(安全な材料を手抜かりなく調理し、安心して召し上がって頂けるよう努力するコト)
「い」・・・癒やし(食べる愉しみを仲間や家族などと共有し、癒やしのスペースとして利用して頂けるよう)
「う」・・・旨さ(お客様がどうおいしさを求め、欲しているのか、客観的かつ相対的なうまさの追求)
もちろん、食の「あいう」を掲げ、昨年同様、追求し精進致します。