毎日、ジメジメ、ムシムシが続きます、今年の8月。
むしろスカっと晴れて貰うと、なんとなくテンションも上がるのですが、どんより気分に、テレビの高校球児たちの姿が眩しいですね。
地元、神奈川の横浜は早々に負けてしまい、少し残念ながらも、西東京、埼玉と関東ががんばっているのは、嬉しいコトです。
蕎麦を作って応援しています。
香る蕎麦。
早熟の夏そばと晩生の秋そばなどと言われておりますが、今年は出来が良く、ひじょうに香り高い蕎麦となっております。
西鶴間増田屋では、その時折の地域の蕎麦を使っています。
群馬県前川市の赤城産蕎麦「キタワセソバ」を、むき実にし、店内に入ってすぐに設置してある、石臼により、ゆっくりゆっくりと蕎麦粉に製粉しています。
ジー、ジー、ジー、って音、なかなかイイ風情がありますよ。
ご来店の際は、ぜひ、聴いて見て下さいね。
蕎麦は、粉になってしまうと、匂いや湿気などの影響を受けやすいので、挽きたての蕎麦粉を即座に麺打ちします。
最近のジメジメ天気だと、水の配分に難儀します。
こうして、仕上がった自家製麺を、ご注文が入ってから茹で上げし、しっかりと〆、テーブルへとお運び致します。
よく、蕎麦屋さんで見かける、自家打ち製麺・自家打ち製粉 という言葉は、こうした工程を行ってこそ、表現できるわけですね。
丹精込めて作った、西鶴間増田屋のお蕎麦。
ぜひ、胃腸が弱った残暑に、ぜひ、つるつるっとお召し上がりにお越し頂ければ幸いでございます。