この暑いさなかではありますが、沖縄の料理屋店主さまにご依頼を受け、この度、そば打ち巡業の旅にでました。
いつもは神奈川大和の店舗にてそば打ち教室をやっているのですが、さすがに道具一式を持ち出してのそば打ち巡業は苦労があります。
前回パリにも伺ったことはありますが、国内とは言え、沖縄という地は独特の風土が根付くエリア。
日本であり他国風土満点というところもございます。
いつも江戸前をご提供しているモノからすると、少々アウェイなイメージがありましたが、南国の人柄の良さというところも相まって、終始歓迎ムード。
まずは現地で道具のテストから。
地元女子高生なども参加して頂いて、道具のチェックも兼ねてぷちそば打ち教室を開催しました。
若い心で打てば、蕎麦もどうしてか水々しく感じるものです。
すばらしい蕎麦に仕上がりました。
そして、夜は、ここ、酔処 玉川~tamariba~ さまの店舗を貸し切りしまして、そば打ちデモンストレーションから始まり、鴨の塩焼き、鴨蕎麦と、江戸前天ぷらなどもご提供し、まさに江戸前尽くしという感じ。
本格蕎麦は、沖縄ではなかなか食べられないということもあってか、二日間のそば打ちイベントは満員御礼。
食材もギリギリまで使い切り、無事終わらせることができました。
たかが蕎麦、されど蕎麦ですね。
こうして目の前で打って、打ち立てを食して頂く紛れのないごまかしの効かないフードイベント。
刺激がありました。
また、こうして普段慣れ親しむ江戸前の蕎麦を、感動と共に味わって頂ける喜ばしさは、また、格別なモノでした。
ちなみに、沖縄土産と言ってはなんですが、オススメのお酒をご紹介しておきます。
まさひろ酒造の「OKINAWA GIN」。
6つのボタニカル成分を配合した、100%国産のGINの爽やかな飲み口が最高です。
キンキンに冷やして炭酸水と割ってもよし、トニック系ウォーターと割ってもよし、そのスッキリとした味わいは、天然成分の恩恵ですね。
機会がありましたら一度ご賞味下さい。